元ピーターパン症候群、アオハルに想いを馳せる
皆様、こんにちは。
今日も今日とて、amjiiです。
今日は何について書こうかな〜と考えているうちに、珍しく作業したり、電話対応したりして、定時近くに記事を書き始めました。
本日のテーマは、題名の通り、私がアオハルに想いを馳せながら、青春の思い出を語りたいと思います。
きっと、読んでいて、「嗚呼、懐かしい・・・。」となっていただける部分もあるかと思いますので。
まず始めに、以前の自己紹介の記事で少しお話ししましたが、私は西日本の田舎出身です。
もう少し厳密に言うと、中国地方の田舎です。とてもとても、田舎です。
地図を見ていても、開拓地(?)よりも緑の方が多く、海が綺麗で夜は星が一面に広がります。
そんな田舎なので、デートらしいデートって・・・皆どこ行ってたかなぁ。
私のアオハルは、やはり高校生のときですね。
私が通っていた高校は硬式野球部が有名で、目立つ存在でした。
結構な大所帯でしたが、その中で日本人離れしてて目が大きくスラッとした2つ上の先輩に憧れていました。
でも、彼女になりたいとかはなく、純粋に「憧れの存在!仲良くなりたい!」と思っていました。
(そもそも、私とその先輩の外見が月とスッポンてのもあり、彼女になれる訳ないと思っていたのもありますが。)
仲の良かった同級生の野球部の人に、その先輩のメールアドレスを聞き出し、いざ初メール。
送信する前に何度も読み返し、言葉遣いはこれでいいか、絵文字変じゃないか、送るまでにどれだけ時間かけたでしょうか。
返信が来た事を知らせるその先輩専用の着信音。ガラケーの素敵な機能の1つですよね。
返事をみるだけで心臓ばくばくで、声にならない叫び声を上げていました。
ちょっと先輩が優しい言葉を掛けてくれただけで、過剰反応して、仲良しの女の子たちに言いふらしていました。
逆に、同じように先輩にキュンキュンな友達の話を聞くのも好きでした。
本当に思春期の女の子って、恋バナ大好きですよね。
そこから季節は変わり、学園祭の時期がやってきました。
体育祭では、3年生は応援合戦でパフォーマンス披露、1・2年生は後ろの応援席でめくりというものをやります。
自分の団のカラーを身につけ、その上に学ランを羽織り、リズムに合わせて学ランの前を広げたり閉じたりして、文字や絵を表現します。
その際に女の子が必死になる行事が、誰に学ランを借りるか、です。
仲の良い女の子たちは、やはりほとんどが野球部の先輩に借りていました。
私も勿論、その憧れの先輩に借りようと、数学の塾中にこっそりメールを送りました。
15分後くらいに「いいよ!」の返事がきて、思わず叫んでしまいました。
周りも興奮して叫び始め、普段穏やかな塾の先生に「いい加減静かにしてくれ〜!」と困ったように叱られたのを覚えています。
他にも、リレーに参加する生徒は放課後に、バトンパスを確認する時間を設けられ、さりげなく3年生が出てくる下駄箱の前に待機。
先輩が出てきたところで話しかけて、たった2・3言会話できただけで、もう嬉しすぎて頭がパーっとなっていました。
校内イベントなどで全生徒が集まるとき、きっとほとんどの女の子が憧れの人を探して、挙動不審だったのでは?と今となって思います。
結局その先輩とは、勿論何も無く、むしろ卒業される頃には、「私なんであんなにキャーキャーしてたんだ・・・?」レベルに。(失礼すぎる。)
2年生になり、生徒会に入った私は、またもや野球部の1つ上の先輩と仲良くなりました。
会ったら挨拶するぐらいの仲だったのですが、一気に仲良くなる機会がありました。
数学が大の苦手だった私は、放課後に小テストの再テストを受けていました。
とは言っても、廊下で立ちっぱで問題を解いて、採点してもらうという結構ゆるめなやつ。
皆、お互いに教え合いながらやっていました。
その時に、その先輩がたまたま通りかかり、「こんなのもわかんねーのかよ(笑)」といってすらすら教えてくれたのです。
そこからメールでやり取りをするようになったり、○○さんと呼んでいたのが君付けになったり。
周りの先輩からもちょっと茶化されるくらい、一気に仲良くなりました。
そして、ある日の放課後、その日も数学を教えてくれることになっていました。
しかし、その場所が、人通りの多い廊下のちょっとカウンターっぽくなっているところ。
今思えば、なんでそんな場所を、と思いますが、そこで2人肩を並べて一緒に教科書を見ていました。
お陰で翌日、担当だった熱血女体育教師に言われた言葉が、「あんた3年の野球部の○○と付き合ってたんだね!」。
私としては、「違いますよ!」と良いつつ内心満更でもない感じ。
時期は冬だったので、イルミネーションを見たいと言ったら、放課後一緒に行ってくれることに。
先輩の受験のための講習が終わるまで待ち、先輩からの「終わったよ。」のLINEを確認して集合場所の下駄箱へ猛ダッシュ。
口元までマフラーで覆い、両手をポケットに突っ込んだ先に着いて先輩が待ってくれました。
今でも思い出すな〜その時の先輩の姿。鼻が赤くて、ちょっと照れを隠すように目をしかめていました。
そのまま2人で歩いて、毎年クリスマスの時期にイルミネーションが飾られる公園へ。
先輩単体の写真は撮りましたが、恥ずかしすぎて2人で撮ろうとは言えず。
少し公園で話して、少しだけお互いのほっぺたとか触れたりして。
帰り道には、ほんの少しの間だけ手を繋ぎました。
まぁ、結局この先輩とは付き合うに至らなかったんですけどね!!!
私にとって、すごーく青春であり、幸せだったなぁという瞬間です。
と、言う感じで、私の大きなアオハルはこの2つですかね。
記憶を辿りながらこの記事を書いていて、凄く甘酸っぱい気持ちになりました。
幸せでほっこりな気持ちになれました。ありがとうございます。
私は、やっぱり凄く、地元に帰りたいなぁと思います。
遊ぶところも無いし、虫は出てくるし、お給料も都会に比べると、トホホってくらい少ないだろうけど。
やっぱり、それでも大好きな家族が居て、大好きな友達も居て、大好きな懐かしい景色がある地元にいつか帰りたいです。
アオハル懐古、いいですね。定期的にやりたい。
久石譲さんを聞きながら、今日は眠りたいと思います。
それでは皆様、あと1日頑張って、スーパーハッピーな華金を迎えましょう。
amjii